内容紹介

■難しいといわれる気象学が驚くほどわかる！
気象予報士試験は合格率5％を切る難関として有名です。学科試験も年々、難しくなっています。
本書は、そんな気象予報士試験の出題範囲である一般気象学について、もうこれ以上ないほどにわかりやすく、丁寧に解説した本です。

■あきらめかけていた熱力学や力学も本書ならわかる！
一般気象学の山は2つあります。ひとつは熱力学、もう一つは力学です。
熱力学には、断熱変化や温位などの、理解しづらいけれど、理解しないと合格できないポイントがあります。
力学には、コリオリ力や渦度などの重要なポイントがあります。本書では、それらもやさしく解説しています。

■親しみやすいマンガと多くのイラストでしっかり理解できる！
本書では、ストーリー仕立てのマンガで、素朴な疑問に親しみやすく答えています。
解説部分では、細かい過程ごとにイラストを用意し、1つ目のステップがわかったら、次のステップに進む要領で、
一歩一歩、本当に丁寧に解説しています。難しい一般気象学も、本書ならきっと理解できます。

目次

第1章　太陽系の中の地球
第2章　大気の鉛直構造
第3章　大気の熱力学
第4章　降水過程
第5章　大気における放射
第6章　大気の運動
第7章　大規模な大気の運動
第8章　メソスケールの運動
第9章　成層圏と中間圏の大規模な運動
第10章　気候の変動

著者情報

中島　俊夫（ナカジマ　トシオ）＝著
1978年、大阪府生まれ。気象予報士試験に2度合格するなど型破りな予報士。大手気象会社で予報を学び、予報士講座の講師としても活躍。現在はフリーとなり、予報士講座やお天気実験教室などを個人で展開している。