小さな好奇心の種が、未来に実を結ぶ

ぱっと見わけ観察を楽しむ 野鳥図鑑

樋口 広芳=監修

石田 光史=著

サイズ・ページ数
小B6判・400ページ
ISBNコード
9784816358036
価格(税込)
1,650円
発行日
2015.03.23
シリーズ名
フィールドワーク図鑑シリーズ

内容紹介

​野外で使える野鳥図鑑の決定版!本書は、国内で見られる野鳥から代表的な324種を選び、掲載した野鳥図鑑です(最新の分類に対応)。特徴や見わけのポイントはもちろん、観察したい行動やおもしろい生態、探し方も紹介。226種の鳴き声も用意しています(スマートフォンで鳴き声が聞けるQRコード付き)。野鳥観察をこれから始めたい方から、もっと楽しみたい方まで、本書を散歩や自然観察、山歩きや旅行の供にして、バードウォッチングを楽しんでください。

目次

●双眼鏡の使い方と行動観察のすすめ
●鳥の体の各部名称
●鳥の大きさで検索するインデックス
●鳥の羽色で検索
●解説本文
キジ目(キジ科)
カモ目(カモ科)
カイツブリ目(カイツブリ科)
ハト目(ハト科)
アビ目(アビ科)
ミズナギドリ目(アホウドリ科、ミズナギドリ科)
コウノトリ目(コウノトリ科)
カツオドリ目(カツオドリ科、ウ科)
ペリカン目(サギ科)
ツル目(ツル科、クイナ科)
カッコウ目(カッコウ科)
ヨタカ目(ヨタカ科)……など
●野鳥が好む実がなる樹木ミニ図鑑
●観察入門 バードウォッチングをもっと楽しもう!
●用語解説
●さくいん
●本書に収録した野鳥の鳴き声の音声ファイルについて

著者情報

樋口 広芳(ヒグチ ヒロヨシ)=監修
1948年横浜生まれ。東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。農学博士。東京大学農学部助手、米国ミシガン大学(The University of Michigan、 Ann Arbor)動物学博物館客員研究員、(財)日本野鳥の会・研究センター所長、東京大学大学院教授を経て、現在、東京大学名誉教授、慶應義塾大学特任教授。専門は鳥類学、生態学、保全生物学。日本鳥学会元会長、The Society for Conservation Biology Asian Section 元会長。主著「鳥の生態と進化」「赤い卵の謎」(思索社)、「鳥たちの生態学」(朝日新聞)、「保全生物学」(編著、東京大学出版会)、「カラス、どこが悪い!?」(共著、小学館)、「鳥たちの旅ー渡り鳥の衛星追跡ー」(NHK出版)、「生命(いのち)にぎわう青い星ー生物の多様性と私たちのくらしー」(化学同人社)、「鳥・人・自然―いのちのにぎわいを求めて―」(東京大学出版会)、 The Journey of Birds-Satellite-tracking Bird Migration (SELC、 Tokyo)、「日本の鳥の世界」(平凡社)など。

石田 光史(イシダ コウジ)=著
1970年福岡県生まれ。野鳥写真家。幼少期より野鳥に親しみ、高校時代から野鳥写真の撮影活動を始める。現在は旅行会社でネイチャーガイドとして活躍しながら、写真活動及び執筆活動に取り組む。ガイドでは野山から海まで幅広くカバーし、特に日本近海での海鳥や海棲哺乳類観察の案内に定評がある。漁船から豪華客船までさまざまな船に乗船し、国内の定期航路はもちろん、「北方四島沖」「国後水道」「硫黄島3島沖」など、普段なかなか行くことがない海域での観察経験も豊富。バードウォッチングの普及活動にも力を注ぎ、講演活動や小学校の総合学習での指導にも積極的に取り組んでいる。(公財)日本野鳥の会会員。「BIRDER」(文一総合出版)、「野鳥」(公益財団法人日本野鳥の会)などの専門誌、NEO「鳥」(小学館)、「ひと目でわかる野鳥」(成美堂出版)、「日本野鳥写真大全」(クレオ)「MOVE鳥」(講談社)などの図鑑、「鳥の名前」(東京書籍)、「教育ジャーナル」(Gakken)、「生きものがたり」(日本経済新聞)などの書籍への作品提供・執筆多数。