小さな好奇心の種が、未来に実を結ぶ

生物学史ひらめき図鑑 生命の謎に挑む科学者たち 50のイノベーション

水野 壮=監修

サイズ・ページ数
A5判・256ページ
ISBNコード
9784816377082
価格(税込)
1,870円
発行日
2025.04.11

内容紹介

■古代から現代まで、生物学史の「ひらめきの瞬間」を紹介
私たちは一般知識として、進化論や細胞のしくみを知っていますが、それらは過去の生物学者のひらめきと、地道な研究から導き出されたものです。本書では、医化学・毒性学の父であるパラケルスス、二名式命名法を確立したリンネ、最適な実験装置を自作したパスツール、炭疽菌の発見者コッホなど、生物学の歴史をたどりながら、生物学発展の転換となったさまざまな発明や発見を解説します。
■ゆるいイラストで、生物学史と研究者の面白さを伝える
一滴の水の中に無数の生命を発見したレーウェンフック、種痘法を発見し村の人々を救ったジェンナーなど、生物学研究の歴史は意外とドラマチック。研究者や生物をゆるいイラストで描き、親しみやすく図解します。
■ビジネスに役立つ
本書では「組み合わせる」「視点を変える」「偶然をものにする」「突きつめる」と、ひらめきが生まれる瞬間を分類して解説。本書で身につけた考え方をうまくビジネスに応用すれば、現状を打破するきっかけにもなるはずです。
【目次】
Chapter1 組み合わせる!
Chapter2 視点を変える!
Chapter3 偶然をものにする!
Chapter4 突きつめる!

著者情報

水野 壮(ミズノ ヒロシ)=監修
筑波大学大学院生命科学研究科博士後期課程修了(農学博士)。日本科学未来館で展示開発勤務の後、サイバー大学、フェリス女学院大学および日本赤十字看護大学の非常勤講師を経て、麻布大学教育推進センターの生物学講師となる。そのかたわら、NPO法人食用昆虫科学研究会を立ち上げ、副理事長として昆虫食の普及活動に努めている。主な著書として『昆虫食スタディーズ』(化学同人)、監修として『昆虫を食べる!』(洋泉社)、『アトムのサイエンス・アドベンチャー 昆虫世界の大冒険』(講談社)などがある。