小さな好奇心の種が、未来に実を結ぶ

自分の心は自分で守る!働く人のメンタル戦略

鈴木 裕介=監修

清水 真祐子=監修

サイズ・ページ数
四六判・224ページ
ISBNコード
9784816378102
価格(税込)
1,760円
発行日
2025.12.12

内容紹介

もう傷つかない、イライラしない、すり減らない
仕事も人間関係も、戦略を知ればうまくいく!

■「仕事がつらい」はメンタル戦略で変えられる!
仕事ってつらくて大変なものって思っていませんか?
「今日も上司から注意された…」「頼まれると忙しくても断れない」「失敗すると帰宅してもクヨクヨ…」
そんなつらさを軽くし、心を守る戦略を知っていれば、メンタル不調に陥る前に自分で対策することができます。
本書では、働く人の悩みに寄り添った対処法を多数紹介しました。

■考え方のクセに気づき、対処法を知れば、ラクになる!
例えば仕事で失敗したとき、「全部自分の責任だ」「評価もガタ落ち…」と思ってしまいがちですが、上司に相談してみたらそこまで状況は悪くなかった ということはよくあります。このような誤った認知に気づけるよう、職場での悩みについて、考え方のヒントを紹介しました。そして、どう対処していけばよいのかを、さまざまな手法を用いてやさしく解説しています。


【目次】
Part1 メタ認知の力で、仕事がうまくまわりだす!
Part2 「伝わらない」「わかりあえない」をなくす
Part3 心をつらくする「思い込み」を手放す
Part4 とっさの対処で、つらさがスーッと消えていく
Part5 ストレスに負けない、心の土台をつくる!

著者情報

鈴木 裕介(スズキ ユウスケ)=監修
秋葉原内科saveクリニック院長 心療内科医、産業医、公認心理師。
1981年生まれ。2008年高知大学医学部卒業後、高知県内の病院に勤務。研修医時代に近親者の自死を経験したことから、研修医のメンタルヘルスを守る自助団体の設立、一般社団法人高知医療再生機構における若手医療職のメンタルヘルス支援などに従事。2015年よりコンサルタント業に従事し、経営視点から医療現場の環境改善に取り組む。2018年より現職。働く人のsaveポイントをめざし、生きづらさや心の痛みなどの治療とケアにあたる。『心療内科医が教える本当の休み方』(アスコム)、『「心のHPがゼロになりそう」なときに読む本:「しんどい」を手放して、もっとラクに生きてみる』(三笠書房)、『研修医メンタルヘルス解体心書』(中外医学社)など、著書・監修書多数。

清水 真祐子(シミズ マユコ)=監修
秋葉原内科saveクリニック副院長。医師、産業医、臨床心理士
1995年生まれ。東京女子医科大学卒業後、高知県・高知市病院企業団体高知医療センター初期研修修了。救急医をめざして働くなかで、トラウマによる心身の痛み、苦しみなどに関心を深め、精神・心理領域へ。現在は産業医として働く人の悩みに寄り添うとともに、各種心理療法を用い、「心・身・社会」のつながりを重視した治療とケアを実践。解離性同一性障害、複雑性PTSD、慢性疼痛、IBS(過敏性腸症候群)の治療に高い関心を寄せる。著書に『研修医メンタルヘルス解体心書』(中外医学社)がある。