小さな好奇心の種が、未来に実を結ぶ

世界一細かい人体図鑑

山本 健人=監修

サイズ・ページ数
A5判・224ページ
ISBNコード
9784816377716
価格(税込)
1,870円
発行日
2025.09.11

内容紹介

◎カラダの細部を見れば、人体のしくみがよくわかる!
◎細胞、小さな器官・組織、細かな筋肉群、分泌物などの
カラダの細部」にスポットライトを当てて、驚くべき働きやしくみを解説。
◎知っているようで知らない、人体の雑学や医学知識が満載!

“世界一細かい”視点から人体を見つめてみると、その緻密な構造や機能に驚かされます。
「特異な機能をもつ細胞」「驚くべき多層構造の皮膚」「小さな臓器や器官・組織」「体内の化学反応に働く重要物質」「生命維持に欠かせない分泌物や排出物」など、一つ一つは細かくとも高性能な存在が私たちの生命を支えています。
そんな「カラダの細部」に着目してその知られざる役割やメカニズムを紐解いていきます。

\123のキーワードからわかる!意外と知らない人体のしくみ/

「水分」
人体の約60%が水分である理由とは?
→水分が生命を維持するために不可欠な物質移動の溶媒になっているから。

「心筋細胞」
心臓はなぜ規則的に拍動できるのか?
→心臓を休まず動かし続ける疲れ知らずの特殊な細胞「心筋細胞」が存在している。

「体温調節中枢」
体温はなぜ平熱を維持できるのか?
→脳の視床下部にある体温調節中枢が熱の放散量と産生量を調節している。

「甲状披裂筋」
人の声帯はなぜ多彩な音を出すことができる?
→声帯の細かい動きを操ることができる小さな筋肉群がある。


【目次】
序章 細胞のはたらき
1章 人体を構成するスーパー細胞
2章 身体の細部まで流れる血液
3章 きめ細やかな皮膚の構造
4章 人体の細かすぎる部位図鑑
5章 人体の重要な小器官・小組織
6章 細かく知りたい体内の重要物質
7章 人体を支える小筋群
8章 繊細な感覚器と身体機能
9章 細かすぎる分泌物図鑑
10章 細かすぎる排出物図鑑
11章 日常の細かい生理現象
12章 体内の小さな有害物質

著者情報

山本 健人(ヤマモト タケヒト)=監修
2010年京都大学医学部卒業。博士(医学)。外科専門医、消化器病専門医、消化器外科専門医、内視鏡外科技術認定医、感染症専門医、がん治療認定医など。運営する医療情報サイト「外科医の視点」は累計1300万ページビューを超える。X(外科医けいゆう)アカウントのフォロワー10万人超。著書に19万部突破のベストセラー『すばらしい人体 あなたの体をめぐる知的冒険』『すばらしい医学 あなたの体の謎に迫る知的冒険』(ともにダイヤモンド社)、『医者が教える正しい病院のかかり方』(幻冬舎)、『医者と病院をうまく使い倒す34の心得』(KADOKAWA)、『医師1年目になる君たちへ』(羊土社)ほか多数。