内容紹介

社会心理学ほど私たちの生活に密着した心理学はない。日常にひそむ心の法則を知るだけで、対人関係、恋愛、仕事と、あらゆることがうまくいく。本書では日常行動や身近な人間関係から、ネット上のコミュニケーション、政治などの社会問題まで、社会心理学の法則をオール図解で丁寧に解説。

目次

Part1　「本当の私」は、どこにもいない　――自分の心にひそむ、矛盾だらけの心理
Part2　 相手と親しくなる、相手の気持ちを動かす　――1対1のコミュニケーション
Part3　 異性にもてたい、いい関係を維持したい　――恋愛、結婚がうまくいくアプローチ
Part4　 働きやすく、結果の出せる組織をつくる　――集団・組織・リーダーシップの心理
Part5　 メディアや文化の影響に気づく　――心を支配する、見えない情報圧力
Part6　 ストレスだらけの現代社会を、しなやかに生きる　――時事問題からわかる、現代人の孤独とエゴ

著者情報

小口　孝司（オグチ　タカシ）＝監修
立教大学現代心理学部教授。博士(社会学)。東京大学大学院社会学研究科心理学専門課程博士課程修了。昭和女子大学、千葉大学勤務などを経て、現職。専門は社会心理学、産業・組織心理学、観光心理学。人が生き生きと働ける社会、産業の活性化のために、応用社会心理学に基づく幅広い提言をおこなっている。編著書に『観光の社会心理学』(北大路書房)、共編著に『社会心理学の基礎と応用』(放送大学教育振興会)、『仕事のスキル―自分を活かし、職場を変える―』(北大路書房)などがある。