子どもの力を引き出す自主学習ノートの作り方
伊垣 尚人=著
- サイズ・ページ数
- A5判・176ページ
- ISBNコード
- 9784816352003
- 価格(税込)
- 1,980円
- 発行日
- 2012.02.21
内容紹介
「自主学習」とは、子ども自らが学習する内容を選んで取り組む家庭学習のことです。
ここでいう「家庭学習」は、文字通り、子どもが学校から帰宅して行う学習のことを指します。多くの学校で出されている「宿題」は、教師が子どもたちに課す家庭学習です。この「自主学習」を解説したのが本書です。特に、「自主学習ノート」の作り方を中心に解説しています。
「宿題」とは違う、「自主学習」ならではの特長として、以下の点があります。
①一人一人が自分に合った家庭学習内容を選べるため、学習に対して主体的になれる。
②1日の学習、1週間の学習計画について「振り返り」をしながら進めることで、「学び方」を学ぶことができる。
③1冊のノートに努力が積み重ねられ「見える化」されるため、自己肯定感が高まる。
④家庭で自分から勉強する習慣を身につけることができる。
⑤学ぶことが楽しくなる。
これらの特長が「自主学習」をすることよって、どのように子どもたちに根付いていくのかをわかりやすく、紹介しています。
また、先生がどのように促せば、子どもたちが自主学習に取り組むようになるかも、細かく解説しています。
著者情報
伊垣 尚人(イガキ ナオト)=著1977年生まれ。東京都出身。埼玉県狭山市立柏原小学校教諭。
YMCAのキャンプリーダーや不登校児童・生徒の学校復帰の支援活動などを通じて学校現場に興味を持ち、教職の道へ。
カウンセリングの手法を用いた個別指導やクラス経営により、子どもが意欲的、主体的に学習し、学び合う授業づくりに取り組んでいる。
NPO法人エデュケーショナルフューチャーセンター(EFC)理事。
著書に『子どもの力を引き出すクラス・ルールの作り方』(ナツメ社)がある。