「パワーエレクトロニクス」とは、「電力変換」のことです。発電所から「交流」で届けられた電流は、家庭で「直流」に変換されます。また、家庭用電圧の100ボルトを、各電化製品に合わせた電圧に変換することも必要です。これら電流や電圧の変換を行う技術を、図版を多数用いて、わかりやすく解説します。
第1章 パワーエレクトロニクスの基礎知識
第2章 パワー半導体デバイス
第3章 直流−直流電力変換回路
第4章 直流−交流電力変換回路
第5章 交流−直流電力変換回路
第6章 交流−交流電力変換回路
第7章 電力変換回路の使いこなしと次世代デバイス
第8章 パワーエレクトロニクスの応用
1972年、東京生まれ。2000年横浜国立大学大学院電子情報工学専攻博士課程後期修了。日産自動車、東京農工大学、芝浦工業大学を経て、2019年より横浜国立大学工学研究員教授。モータ構造、パワーエレクトロニクスらが専門。