書籍詳細

ジュニア版 キリン解剖記 キリンの首の骨が教えてくれたこと

郡司 芽久=著

サイズ・頁数 A5判・224頁
ISBNコード 978-4-8163-7113-4
価格(税込) 1,540円
発行日 2021.12.09

内容紹介

2019年発行の『キリン解剖記』は、キリン研究者の著者による、出会いと発見の物語。小学生の皆さんにも楽しんでいただけるよう、漢字にふりがなをふり、難しい言葉に解説を加えました。キリンのひみつ、研究者のお仕事を紹介するビジュアルページと、動物園関係者との対談を、新たに掲載しています。

目次

ビジュアル 知っているようで知らないキリンのひみつ
1章 キリンを解剖するには
2章 キリン研究者への道
3章 キリンの「解剖」
ビジュアル 研究者ってどんな仕事?
4章 キリンの「何」を研究するか?
対談 動物のことを多くの人に伝える仕事
5章 第一胸椎を動かす筋肉を探して
対談 動物の命を守り、元気にする仕事
6章 胸椎なのに動くのか?
7章 キリンの8番目の「首の骨」
8章 キリンから広がる世界

著者情報

1989年生まれ。2017年3月に東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程を修了(農学博士)。国立科学博物館学振研究員を経て、現在、筑波大学システム情報系研究員。
幼少期からキリンが好きで、大学院修士課程・博士課程にてキリンの研究を行い、27歳で念願のキリン博士となる。解剖学・形態学が専門。哺乳類・鳥類を対象として、「首」の構造や機能の進化について研究している。世界一キリンを解剖している人間(かもしれない)。
第七回日本学術振興会育志賞を受賞。