書籍詳細

ナツメ社保育シリーズ

子どもを動かすことばかけ

白井 三根子:著

サイズ・頁数 A5変型判・160頁
ISBNコード 978-4-8163-5388-8
価格(税込) 1,210円
発行日 2013.02.12

内容紹介

保育者向けの一冊。日常の保育の中でよく起こるこまったケース、たとえば、「毎朝、保護者と離れられず泣き続ける」「共有のものをいつも独り占めする」「気に入らないと物にあたる」等を取り上げ、気持ちが通じる効果的な言葉かけと指導法を、イラストを豊富に使いわかりやすく解説しています。

目次

第1章 園生活

・毎朝、保護者と離れられず泣き続ける

・「おはよう」と声をかけても、挨拶ができない

・朝の点呼で返事ができない

・砂場やどろんこ遊びが苦手

・遊んだものを片付けない

・みんなと遊ぶのを嫌がり、いつも一人で遊んでいる

・友達の遊びの邪魔ばかりする

・制作活動をすぐに終わらせたがる

・友達の作品のまねばかりする

・製作物が時間内に終わらない

・大事な話を落ち着いて聞けない

・読み聞かせの途中で話しはじめる



第2章 行事

・入園式で保護者と離れられない

・保育参観に保護者が欠席したとき

・保育参観で保護者が気になりはしゃぐ

・遠足を欠席した子の対応のしかた

・運動会で負けてがっかりしているとき

・発表会で緊張しているとき

・発表会の練習に集中できない

・避難訓練のときにふざけてしまうとき

・クリスマス会で「サンタさんっていないんでしょ」と聞く



第3章 生活習慣

・好き嫌いが多い

・食事中におしゃべりばかり

・食事をきちんとかまない

・食事がマイペースでいつまででも食べている

・食事の姿勢が悪い

・友達の食事を欲しがる

・トイレの失敗をいつまでも気にしている

・トイレに行きたがらない

・園のトイレを嫌がる

・おねしょをしてしまった

・手洗いを適当に済ませてしまう

・手洗いやうがいの後、いつも水を出しっぱなし

・自分のものを決められた場所にしまえない

・材料を無駄遣いする

・共有のものを手荒に扱う

・友達が使っているものを横取りする

・共有のものをいつも独り占めする



第4章 友達との関係で

・友達に命令口調

・すぐに暴力をふるう

・すぐに仲間はずれにする

・トラブルを起こしても謝らない

・仲良しの子を束縛する

・友達の謝罪を受け入れられない

・友達に怪我をさせても気にしない

・友達の失敗をからかう

・自分の話しばかりをする

・一番になりたがり、ズルをする



第5章 保育者との関係で

・保育者の失敗をみつけてはやしたてる

・「なんで先生は結婚しないの?」と聞く

・すぐに言いつけにくる

・「ぼくだけじゃない」と不公平を訴える

・他の子をほめるとやきもちをやく

・すぐに保育者を頼る

・保護者の言葉と比べて文句を言う

・保育者の評価を気にしすぎる

・特定の保育者にしか心を開かない



第6章 トラブルの場面で

・見栄をはる

・危ないことを繰り返す

・必ず口答えをする

・園に持ってきてはいけないものを持ってくる

・友達の作品を壊してしまった

・注意されたことをいつまでもひきずっている

・いつも口調が冷めている

・気に入らないと物にあたる

・道具を使って危ない行為をする

・生き物の扱いが手荒

・保護者にうそをつく

・忘れものをいつまでも悔やむ