「人間の行動のクセ」を経済学に適用し、大きな成果を挙げている「行動経済学」。本書はそんな成果の中から「“損失の悲しみ”を使ったやる気管理」「“おとり効果”を使った顧客の誘導」といった、ビジネスで生かせるものに焦点を当てています。マンガと豊富なイラストも、読者の理解を助けます。
●「ココロ」と「お金」の関係を解き明かす 経済学の新常識!
●モチベーションアップから、販促、集客、投資術まで
●ビジネスや暮らしに活きる行動経済学
序章 行動経済学って何?
第1章 職場・チームの行動経済学
第2章 顧客を動かす行動経済学
第3章 自己啓発・社会貢献に使える行動経済学
第4章 投資に役立つ行動経済学
山根承子(やまね・しょうこ)
近畿大学経済学部准教授。大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得満期退学(博士(経済
学))。共著に『行動経済学』(ナツメ社)、『行動経済学入門』(東洋経済新報社)などがある。
黒川博文(くろかわ・ひろふみ)
同志社大学政策学部研究員。日本学術振興会特別研究員(PD)。大阪大学大学院経済学研究科博士
後期課程修了(博士(経済学))。
佐々木周作(ささき・しゅうさく)
京都大学大学院経済学研究科特定講師。大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程修了(博士(経
済学))。執筆に『医療現場の行動経済学:すれ違う医者と患者』(東洋経済新報社)などがある。
高阪勇毅(こうさか・ゆうき)
福山大学経済学部経済学科講師。大阪大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得満期退学(博
士(経済学))。