小さな好奇心の種が、未来に実を結ぶ

今と未来がわかる データサイエンス

川村 康文=著

サイズ・ページ数
A5判・224ページ
ISBNコード
9784816377631
価格(税込)
1,980円
発行日
2025.08.19

内容紹介

インターネット上に蓄積された、膨大な量のデータを活用できるようにするため、いまデータサイエンスが注目されています。本書はそうしたデータサイエンスの基礎技術や関連するAI技術などのことをオールカラーでビジュアルに解説します。

■世界中に雲のように存在するビッグデータ
現在、インターネットを介して誰でも閲覧できるサーバーが無数にあります。そこには文字情報だけでなく画像、音声、動画などの膨大な情報があります。こうした未整理の状態の複雑なデータをビックデータと呼びます。

■ビッグデータから宝を掘り出す
このビッグデータはただのガラクタの山ように見えて、じつはこの中にはお宝が埋まっています。このお宝を、道具を使って採掘することをデータサイエンス、採掘する人のことをデータサイエンティストと呼びます。

■データ分析の技術やツール
本書では、データの山から必要なデータを抽出する方法やデータから意味のある情報を取り出す統計の技法、ツールのことを、イラストや模式図、チャート図、表などを使ってフルカラーでていねいに解説しています。

■切っても切れないAI技術との関連
また本書では、AIがデータを分析する手法であるニューラルネットワークやビッグデータを使ってニューラルネットワークを強化する機械学習、ディープラーニングについてもていねいに解説しています。


【目次】
1章 データサイエンスの必要性
2章 データサイエンティストと社会
3章 データサイエンスの基礎技術
4章 データサイエンスと統計
5章 AIの活用

著者情報

川村 康文(カワムラ ヤスフミ)=著
1959年、京都府生まれ。京都教育大学教育学部特修理学科卒業後、京都大学大学院エネルギー科学研究科エネルギー社会環境学専攻博士後期課程修了。京都教育大学附属高等学校教諭、信州大学教育学部助教授ののち、東京理科大学理学部第一部物理学科教授。2022年4月にオープンした体験・体感型科学館の北九州市科学館「スペースLABO」の館長もつとめる。