未来をつくる道具 わたしたちのSDGs
川廷 昌弘=著
- サイズ・ページ数
- A5判・208ページ
- ISBNコード
- 9784816368974
- 価格(税込)
- 1,760円
- 発行日
- 2020.09.04
内容紹介
■SDGs普及の第一人者による、「わかりやすい」と評判の講演を待望の書籍化!
SDGsの17ゴールアイコンの日本語版の制作に関わり、国内でのSDGs普及事業などを
数多く手がけている本書の著者、川廷氏。
SDGs普及の第一人者である著者の講演では、国連をはじめ、国内でのSDGsの普及に関する
政府や自治体、企業での取り組みについて、著者自らが実践してきた具体的な取り組みを通して
丁寧に解説。この講演が非常にわかりやすく、SDGsについて理解が深まる内容であると評判が
広がり、多くの自治体、企業、メディア、学校、市民団体など、全国各地で多数の講演を行うように
なり、内容がさらに磨かれていきました。
そして、その講演の熱量のままに、筆圧のある文章で書籍化。SDGs採択への道のり、企業価値、
地方創生、そしてお茶の間、さらに次世代と、さまざまな立場からSDGsを“自分ごと"として
捉えることができる内容になっています。
■全編オールカラー、ビジュアルな紙面でSDGsへの理解が深まる!
本書は、ビジュアルでわかりやすい紙面を目指し、全編オールカラーで展開。
重要箇所にはラインマーカーを引いており、ポイントを押さえながら内容を理解することが
できるつくりになっています。
また、講演をベースにした本編のほかにも、国内でSDGsの推進に尽力している6名のSDGs
キープレイヤーからのメッセージや、著者撮影の写真を使用したエッセイも掲載しており、
SDGsについてより理解が深まる一冊となっています。
これまでSDGsを理解して行動してきた方も、これからSDGsについて理解したい方も、
どんな方にもヒントが満載の一冊です。
SDGsを「自分ごと」化するための決定版といえる本書。いよいよ待望の出版です!
■本書のために制作した「SDGs17ゴールと169ターゲットの新訳」を掲載
本書の制作にあたり、多彩な方々に関わっていただき、「SDGsとターゲット新訳」制作委員会
(下記参照)を立ち上げました。
国連文書の原文を尊重しつつ、日本政府仮訳を参考にしながら、日本語としてわかりやすい
ものを制作。一般的でない専門用語や政府用語は、原文の意味を踏まえてわかりやすい日本語
にして、必要に応じて注釈を入れています。
また、本書では翻訳の際に留意した「新訳ポイント」も多数掲載しています。
そして、17ゴールの背景となった事実と数字などは国連のデータや文章を引用し、遠い世界の
ことのように感じることを身近な暮らしの中で実感できるように筆者のコメントを添え、具体的な
事例として、著者が共感する人物が全国各地で行う多彩な活動を紹介しています。
目次
Chapter1 SDGsって何?Chapter2 SDGsと企業価値
Chapter 3 SDGsのローカライゼーション
Chapter 4 SDGsをもっと知ろう!
Chapter 5 お茶の間にSDGs
Chapter6 次世代のためのSDGs
著者情報
川廷 昌弘(カワテイ マサヒロ)=著1963年兵庫県芦屋市生まれ。1986年博報堂入社。1998年テレビ番組「情熱大陸」などの立ち上げに関わる。2005年に始まった地球温暖化防止国民運動「チーム・マイナス6%」でメディアコンテンツを統括。現在は博報堂DYホールディングスグループ広報・IR室CSRグループ推進担当部長としてSDGsを推進。神奈川県非常勤顧問(SDGs推進担当)、茅ヶ崎市、鎌倉市、小田原市のSDGs推進アドバイザー、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンのSDGsタスクフォース・リーダー、慶應義塾大学SFC研究所xSDG・ラボのアドバイザーなど委嘱多数。公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員の写真家でもあり、写真集に『一年後の桜』(蒼穹舎)、『芦屋桜』(ブックエンド)、『白杭の季節』(Ricochet)がある。