小さな好奇心の種が、未来に実を結ぶ

心がスッと軽くなる 認知行動療法ノート ―自分でできる27のプチレッスン―

福井 至=監修

貝谷 久宣=監修

サイズ・ページ数
A5判・144ページ
ISBNコード
9784816357947
価格(税込)
1,320円
発行日
2015.04.07

内容紹介

認知行動療法はうつ病や不安障害の治療法として、
日常のストレスやゆううつな気分から解放されるための方法として効果的な心理療法です。
誰にでもある考え方のクセとそれに伴う行動を変えることで、心のつらさを軽くしていきます。

本書は、認知行動療法を自分で気軽に実践できる書き込み式のノートです。
1レッスン15分程度でできる簡単なワークを中心に、心を落ち着かせる呼吸法、心がラクになる言葉などを紹介。
少しずつ自分のペースで進められるようになっています。

■Part1 心のつぶやきを見つめ直す
「どうしよう、また失敗する!」「私っていつもダメ…」
心の中の何気ない声が、ゆううつや不安を呼び起こします。
そこで、ものの見かたをちょっとチューニング。心がつらくなりにくい考え方を一緒に探していきます。

■Part2 はじめの一歩を踏み出す
心がつらいときは、友人と会ったり、遊んだりする気分にはなりにくいもの。
でも実は、いつもの行動を少し変えてみると、気分や思考も変わって心がすっきりします。
あなたの気分がよくなる行動を見つけていくワークを紹介します。

■Part3 心のルールから解放される
「人前で恥をかくなんて」「みんなから好かれなくては」
いつのまにか心の中にあるマイルールによって、自分を責めたり、イヤになっていませんか?
ワークを通して、心がラクになる新しいルールを見つけていきます。

目次

Part1 心のつぶやきを見つめ直す
Part2 はじめの一歩を踏み出す
Part3 心のルールから解放される

著者情報

福井 至(フクイ イタル)=監修
東京家政大学人文科学心理カウンセリング学科、大学院教授。臨床心理士、博士(人間科学)
1982年、早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程 心理学専攻単位取得後、退学。札幌大学女子短期大学部助教授、北海道浅井学園大学人間福祉学部助教授、東京家政大学文学部助教授を経て、2008年より現職。『図説 認知行動療法ステップアップ・ガイド 治療と予防への応用』(金剛出版)、『図解 やさしくわかる認知行動療法』(ナツメ社)、『健康ライブラリー ぐっすり眠れるドクターレッスンノート』(講談社)など、著書・監修書多数。


貝谷 久宣(カイヤ ヒサノブ)=監修
医療法人和楽会理事長、パニック障害研究センター所長、京都府立医科大学客員教授。医学博士
1968年、名古屋市立大学医学部卒業後、ミュンヘンのマックス・プランク精神医学研究所に留学。岐阜大学医学部助教授、自衛隊中央病院神経科部長を経て、93年、なごやメンタルクリニック開院。97年、赤坂クリニック理事長となる。
パニック症や社交不安障害治療の第一人者として、幅広く活躍中。『気まぐれ「うつ」病―誤解される非定型うつ病』(筑摩書房)、『図解 やさしくわかる認知行動療法』(ナツメ社)、『健康ライブラリーイラスト版 適応障害のことがよくわかる本』(講談社)など、著書・監修書多数。