書籍詳細

変形性膝関節症のトラブルを解消
自分でできる ひざ体操

中川 匠=監修

サイズ・頁数 A5判・160頁
ISBNコード 978-4-8163-7481-4
価格(税込) 1,518円
発行日 2024.01.15

内容紹介

80代女性の80%がかかっている「変形性膝関節症」
痛みを改善する体操をたっぷり紹介!

自分でできる ひざ体操1



高齢者を悩ます「ひざの痛み」。その大部分は変形性膝関節症によるものです。進行の程度にもよりますが、大切なのが運動です。本書は監修者の中川先生おすすめの「ひざ体操」を中心に、ひざの痛みのしくみ、整形外科での治療、ひざに優しい生活習慣などについて、ビジュアルでわかりやすく解説します。

高齢者を悩ませる「ひざの痛み」
ひざの痛みの原因は大きく分けて二つあり、一つはひざの病気、もう一つはひざのケガによるものです。なかでも最も多いのが、「変形性膝関節症」という病気です。この病気は女性に多く、ひざ関節の軟骨がすり減ることで起こります。本書ではどのようなしくみで病気になるのか、病院でどのような治療が受けられるのか、また、最新の変形性膝関節症の手術法についてもわかりやすく解説しています。

ひざの痛みを解消する「ひざ体操」
年齢を重ねると、筋力は低下します。また、ひざが痛いからと脚を動かさないでいると、さらに筋力が低下し、ひざに負担がかかります。そしてこれらの状況に拍車をかけるのが「肥満」です。これらのトラブルを解消するのが、本書で紹介する「ひざ体操」です。脚を動かして、ひざの動きを支える筋肉を鍛えるとともに、肥満を解消してひざにかかる負担を減らします。「ひざ体操」を続けることで、既に服薬や通院をしている人も、それらとさよならすることが期待できます。

続けるための工夫が満載
ひざ体操を無理なく進めるためには、ひざの状態に合った体操から始めることが重要です。本書ではまずレベルチェックを行い、適した体操を紹介します。ラクにできるようになったら、おすすめの軽い運動も紹介。ひざ体操を続けていくコツや、栄養や生活習慣のアドバイスも満載です。

目次

Part1 ひざの痛みの原因
Part2 痛みを解消! ひざ体操のやり方
Part3 整形外科で受ける治療
Part4 ひざに優しい生活習慣
Part5 ロコモ・フレイルにならない!

著者情報

【監修者紹介】中川 匠(ナカガワ タクミ)
帝京大学医学部整形外科学講座。1992年、東京大学医学部卒業。専門分野は整形外科学、特に膝関節疾患、スポーツ整形。膝関節専門外来で診療を担当。NHK Eテレ「きょうの健康」出演。監修書に『NHKきょうの健康 痛み解消!ひざ体操』(NHK出版)、『ひざの痛みを自力で解消する』(扶桑社)がある。