小さな好奇心の種が、未来に実を結ぶ

最新図解 やさしくわかる精神医学

上島 国利=監修

サイズ・ページ数
A5判・240ページ
ISBNコード
9784816362682
価格(税込)
1,980円
発行日
2017.06.08

内容紹介

医療や福祉に携わる方やカウンセラーなどの専門職を目指す方向けに、こころの病気の原因と種類、治療法、患者を支える社会制度など、精神医学の基礎と最新情報をやさしく解説。やさしい文章とイラストを使った図解、丁寧な用語解説で、はじめて学ぶ方もすんなり読めるようになっています。国際的な診断基準であるDSM-5に対応しながら、近年使用されている薬や精神療法、患者と家族を支援する法制度など、最新情報を網羅しました。

目次

巻頭 こころと脳の関係はどこまで解明されたか
第1章 こころの病気の原因は脳にあるのか
第2章 精神医学の歴史と治療法の変遷
第3章 抑うつ障害、不安症、強迫症など
第4章 さまざまなこころの病気
第5章 効果的な薬が開発されている
第6章 精神療法で症状を改善する
第7章 患者の社会復帰と自立のために

著者情報

上島 国利(カミジマ クニトシ)=監修
1940年生まれ。1965年慶應義塾大学医学部卒。杏林大学精神神経科教授、昭和大学精神科教授、国際医療福祉大学教授を歴任し、現在は昭和大学名誉教授。専門はうつ病の総合的研究、臨床精神薬理学。日本うつ病学会、日本臨床精神神経薬理学会などの理事長を歴任。主な著書に『精神医学テキスト改訂4版』(編著/南江堂)、『ナースの精神医学』(編著/中外医学社)、『精神科薬物療法入門』(編著/金剛出版)、『知っておきたい精神医学の基礎知識』(編/誠信書房)、『働く人のうつ病』(中山書店)など。