書籍詳細

パッと引ける!医療現場で役立つ英会話

医療法人徳洲会 湘南鎌倉総合病院=監修
飯田恵子、ジュリア・クネゼヴィッチ=著

サイズ・頁数 小B6判・288頁
ISBNコード 978-4-8163-7321-3
価格(税込) 2,090円
発行日 2023.01.13
  • 音声
    DL

内容紹介

外来から入院生活時、トラブル・緊急時の対応まで、様々な場面で使われる英会話と声掛け例を紹介。これらは、英語が苦手な医療現場のスタッフでも使えるように、シンプルで伝わりやすいような表現にしています。英語の発音を確認できるQRコードと医療用語の英単語をまとめた巻末付録付き。

■医療現場で役立つ、英会話の事例とフレーズを豊富に掲載!
働いている病院やクリニックに、外国人の患者さんが来院したとき、どのように声をかけたらいいんだろう……、と悩む医療従事者さんは多いのではないのでしょうか。
そこで本書は、看護師さんをメインとした医療従事者さんに役立つ英会話の事例とフレーズを掲載しました。
外来から入院生活時、トラブル・緊急時の対応まで、様々な場面で活用できるものを紹介したので、外国人の患者さんとコミュニケーションを取りたいと考えている人の、強い味方になるはずです。

■難しそうな英語の発音もQRコードを読み取ればすぐに確認できる!
本書は、英語に苦手意識を持つ人でも活用できるように、なるべくシンプルで伝わりやすい英会話を掲載しています。中には、難しそうな英語があるかもしれませんが、英会話とフレーズには発音がチェックできるQRコードを掲載しているので安心です。
まずは、英会話を聞き、声に出して練習をしてみましょう。自信がついてきたら、外国人の患者さんに英語で声をかけてみてください。

■医療用語の英語をまとめた巻末付録付き!
初診、ナースコールといった日常的に使うものや、小児科、内科といった診療科、ズキズキする、しみるといった痛みの表現など、医療現場でよく使われる用語の英語を巻末にまとめました。
これらの用語にも英語の発音が確認できるQRコードを掲載しています。

[80,182KB] 医療現場で役立つ英会話_音声.zip

ネイティブ音声はこちらより一括ダウンロードできます。

目次

Chapter1 外来での基本対応
Chapter2 入院生活時の対応
Chapter3 検査・手術・処置の対応
Chapter4 トラブル・緊急時の対応
Chapter5 便利なフレーズ集
巻末付録 医療用語リスト

著者情報

【監修】
医療法人徳洲会 湘南鎌倉総合病院
(いりょうほうじんとくしゅうかい しょうなんかまくらそうごうびょういん)
1988年神奈川県鎌倉市山崎に徳洲会グループ25番目の病院として開設、2010年に現在の神奈川県鎌倉市岡本へと新築移転。
「生命だけは平等だ」の理念のもと、すべての救急外来受診患者を受け入れ、最善を尽くす医療を提供することを使命としている。2021年に先端医療センター、2022年には救命救急センター•外傷センターを竣工し、地域医療、先端医療の提供を目的とする地域の中核病院としての役割を担っている。2020年には地域がん診療連携拠点病院•地域医療支援病院、2013年には救命救急センター指定病院、2022年7月には神奈川県災害拠点病院に指定された。
2012年に国際的な医療機能評価であるJCI(Joint Commission International)を日本で4番目に取得、2013年に一般財団法人日本医療教育財団による外国人患者受入れに関する認証(Japan Medicalservice Accreditationfor International Patients)を国内で1番目に取得した。

【著者】
飯田 恵子(はんだ けいこ)
1級医療通訳士。
ILSC Vancouver medical Enqlish diploma course修了。看護師国家資格を持つ。
英語が全く話せない状態から30歳で一念発起して、英語学習を始める。医療通訳の資格を取得するまで留学経験なしで英語をマスター。現在も現役の看護師として従事しながら、フリーランスの医療通訳士として、最先端医療の陽子線や重粒子線治療の通訳を主に担当。日本医療通訳アカデミーでは、医療英語講座を担当し、外国籍の医師達とも働いた経験などをベースに、外国人患者さんへのプライバシーの配慮など、日本とは違う文化的な配慮などもふまえた講義をしている。

ジュリア・クネゼヴィッチ
オーストラリア国家資格NAATIプロフェッショナル1級通訳土。
ロイヤル•メルボルン工科大学の通訳翻訳大学院卒。日本語能力試験1級。日本における医療通訳の第一人者。順天堂大学•大学院にて医療通訳講座を担当し、元東京外国語大学会議通訳大学院特任講師でもある。徳洲会病院や大阪•京都•福岡の日赤病院や国際国立医療センター、聖路加病院、淀川キリスト病院にて実務や医療通訳の経験を活かしたワークショップを開催している。関西大学や摂南大学、大阪大学、大阪工業大学、東洋大学、神田外語大学、国際医療福祉大学で非常勤講師として活躍するかたわら、日本医療通訳協会の非常勤講師も務める。日本医療通訳アカデミーでは英語の医療通訳講座を担当。海外と日本国内の実務医療通訳経験を持つため、通訳士の育成や検定後の勉強会を積極的に行っている。また、英語だけではなく折り紙教室や、お菓子教室を開催し、日本の文化を通して、英語を教える活動もしている。