人気資格「電験三種」の勉強の要は「数学」といわれています。試験は計算問題が中心なので、合格するには数学の知識が不可欠です。受験者の傾向を見ると、文系の人が増えていたり、定年退職後、必要に迫られての資格取得であったりと、いわゆる“数学を苦手とする人”が多いようです。さらに理系であっても、現役から遠ざかり“自信がない人”も多いようです。そこで本書は、電験三種に合格するのに必要な数学の基礎を、初心者レベルでわかりやすく解説します
第1章 分数の計算
1-1 四則計算を確認
1-2 分数と小数
1-3 分数の分数
1-4 合成抵抗の計算
第2章 累乗とルート
2-1 指数
2-2 単位の換算
2-3 平方根
2-4 三平方の定理
2-5 交流回路のインピーダンス
第3章 式の計算と方程式
3-1 整式
3-2 式の展開
3-3 因数分解
3-4 一次方程式
3-5 式の変形
3-6 連立一次方程式
3-7 連立一次方程式の応用
3-8 二次方程式
3-9 二次方程式の応用
第4章 三角関数
4-1 三角比
4-2 三角関数の値の範囲
4-3 余弦定理と加法定理
4-4 弧度法(ラジアン)
4-5 三角関数と交流
第5章 ベクトル
5-1 ベクトルとは
5-2 ベクトルの成分表示
5-3 ベクトルの極座標表示
5-4 交流とベクトル
5-5 ベクトルの内積と力率
第6章 複素数
6-1 複素数とは
6-2 複素数とベクトル
6-3 複素数によるベクトル演算
6-4 複素数と交流
6-5 三相交流の原理
6-6 三相交流回路の計算
第7章 もっと知りたい電気数学
7-1 最小定理とその応用
7-2 三相交流の電力測定
7-3 対数と利得
7-4 過渡現象について
7-5 ラプラス変換
7-6 論理演算