書籍詳細

よくわかる!介護施設での生活相談員の仕事

田中大悟=著

サイズ・頁数 A5判・224頁
ISBNコード 978-4-8163-6139-5
価格(税込) 1,980円
発行日 2016.12.08

内容紹介

生活相談員とは、各介護施設に設置を義務づけられた職種です。ケアマネジャーとの調整窓口や、医療機関や他サービスとの連携窓口、利用者とその家族の相談窓口など、業務は多岐に渡ります。本書は、生活相談員としてやるべき業務、またその効率的なこなし方、よく使う書式の具体例等をわかりやすく解説。

目次

第1章 相談業務の考え方と実践

1 考え方 _よりよいコミュニケーションのための「バイスティックの7原則」

2 考え方 よ_りよいコミュニケーションのための代表的な相談援助技術

3 考え方 初回面接(インテーク)面接の流れ

4 考え方 初回面接(インテーク)逐語録から考える

5 考え方 ICF(国際生活機能分類)とICIDH(国際障害分類)

6 考え方 介護過程の展開イメージをチームで理解する

7 考え方 介護過程の展開のための情報収集

8 考え方 介護過程の展開のための原因・状態の把握

9 考え方 介護過程の展開のための問題のとらえ方

10 考え方 介護過程の展開のための意欲への転換と目標の決定

11 考え方 介護過程の展開のための介護計画の立案

12 考え方 介護過程の展開のための計画の実行と評価

13 実践 アセスメント力 利用者の健康状態を知る

14 実践 アセスメント力 利用者の生活機能の概要を知る

15 実践 アセスメント力 利用者の背景因子を知る

16 実践 アセスメント力 生活における課題を抽出する

17 実践 生活課題への対応策を練る

18 実践 利用者を総合的に把握する

19 実践 サービス担当者会議の目的

20 実践 サービス担当者会議の進行と検討時のポイント

21 実践 通所介護計画を作成する

22 実践 利用契約 流れとポイント

23 加算項目 加算① 個別機能訓練

24 加算項目 加算② 栄養改善

25 加算項目 加算③ 口腔機能向上



第2章 生活相談員の日々の業務

1 相談面接を行う

2 相談援助を記録する① 相談や見学の受付シートを作成

3 相談援助を記録する② フェイスシートを作成する

4 相談援助を記録する③ 支援経過記録をつける

5 利用者の健康管理 バイタルや食事をチェックする



第3章 生活相談員の週の業務

1 週間利用予定者を把握、確認する

2 週間業務分担を把握、確認する

3 レクリエーションを準備し、実施す

4 食事・食材を発注する

5 福祉用具・設備・備品を点検、整備する

6 車両の保守、点検を行う(洗車・給油)



第4章 生活相談員の月の業務

1 モニタリングを行う

2 モニタリング情報を共有する

3 モニタリング報告書を作成する

4 計画変更とサービス担当者会議を行う

5 予定と実績確定処理を行う サービス提供票・別表

6 介護報酬の請求業務を行う

7 利用者への利用料請求業務を行う

8 勤務予定表・勤務実績表を作成する



第5章 生活相談員の年の業務

1 事業計画を理解する

2 内部監査を行う

3 実地指導を受ける



第6章 生活相談員の運営に関する業務

1 営業活動を行う

2 感染対策を講じる

3 利用者の急変に対応する

4 事故に速やかに対応する

5 苦情に対応する

6 非常災害に備える



第7章 相談業務の基本と準備

1 介護保険法とその他の法令を理解する

2 通所介護サービスの基準省令を理解する

3 事業所の理念と生活相談員の職責・職務

4 通所介護サービスの知識

5 介護保険制度を理解する

6 医療保険制度を理解する

7 高齢者に多い病気・症状を理解する

8 高齢者の服薬に関する知識

9 認知症の人を理解し支援する

10 障害のある人に関する知識

11 障害受容のプロセスを理解し支援する

12 医行為ではないと考えられる行為の理解



巻末資料 関連書式