本書は、電気工事士試験(第一種・第二種)の計算問題で必要となる範囲の数学について、復習をかねて初歩からやさしく、かつ、しっかりと学習していきます。とくに苦手な人の多い、「サイン、コサイン、タンジェント」の三角関数については、電気理論との関連も含めてていねいに解説しました。
第1章 四則演算をしっかりと
1-1 プラスとマイナス
1-2 分数の計算
1-3 小数の計算
1-4 分数と小数
1-5 オームの法則と合成抵抗
第2章 文字式の計算
2-1 文字式
2-2 一次方程式
2-3 式の変形
2-4 直流回路の計算
第3章 累乗とルート
3-1 累乗と指数
3-2 単位の換算
3-3 消費電力と電力量
3-4 平方根
3-5 三平方の定理
3-6 交流回路のインピーダンス計算
第4章 三角関数
4-1 三角比
4-2 三角関数
4-3 三角関数のグラフ
4-4 三角関数と交流
4-5 交流回路とベクトル
4-6 交流の電力と力率
4-7 三相交流
第5章 もっと知りたい電気数学
5-1 力率の改善
5-2 電圧降下の計算
5-3 配線の設計
5-4 電線のたるみと支線の張力