電子書籍詳細

図解雑学シリーズ

知っておきたい原子力発電

竹田敏一:著

サイズ・頁数 B6判・184頁
ISBNコード 978-4-8163-5117-4
価格(税抜) 500円
発行日 2013.12.20

内容紹介

収束のめどが立たない福島原発の事故。連日、新聞やテレビで報道されていますが、専門用語だらけなので、一般の人達にとっては難解極まりありません。そこで本書は、原子の構造から放射線・放射能の違い、そして原子力発電のしくみなどを、わかりやすく解説します。

目次

Part 1 原子力の基礎知識

原子とは 哲学から科学へ

原子模型 原子には芯がある

原子核とは 原子核はなぜこわれないか

核の大きさ 原子のコアをつかさどる核

電子 負の電荷をもった粒子

陽電子 正の電荷をもつ電子

加速器 高エネルギーの粒子をつくる

中性子 電荷をもたない粒子

原子番号と質量数 原子を区別する番号

魔法数 中性子と陽子の数の微妙なバランス

核反応 核と粒子で新物質を生成する

核分裂の発見 ウランが2つに割れた

結合エネルギー 核子は仲良くひっついている

質量欠損とエネルギー 特殊相対論

核分裂エネルギー 大きなエネルギーの発生

化学エネルギーと核エネルギー 大きな差

核分裂生成物が発生する理由 高レベル放射性廃棄物

同位元素 化学的特性は同じで重さは異なる

しきい反応 敷居をこすには跨がねばならない

半減期 元素の崩壊には規則性がある

トンネル効果 原子は壁を通り抜ける

核分裂と核融合の違い ひっついたりはなれたり

ウラン ウラン燃料は手で持つこともできる

プルトニウム 兵器級と原子炉級がある

超ウラン元素 利用面も広い元素がある

トリチウム コンクリートも通る

放射線の種類 宇宙からふりそそぐ放射線

放射線と放射能 放射能とは放射線の強さ

放射線によるエネルギー生成 物質中のエネルギー

放射線の人体への影響 ちょっとこわい話

放射線量と健康被害の関係

外部被曝と内部被曝

シーベルトとグレイの違い 放射線の目安

ICRP勧告 放射線利用の手引き

X線とγ線の違い 透過力バツグンの放射線

X線やγ線と電子の反応 電子のビリヤード

自然放射線 くらしの中の放射線

放射線防護 身の安全を守るためには

放射線遮蔽材 ストップ・放射線

放射線測定器のしくみ 放射線を測るには

コラム 割愛した「ラザフォード」をコラムにまとめる



Part 2 原子力発電のしくみ

原子炉の中 核分裂エネルギーを得るために

中性子エネルギーと核分裂 反応しやすいエネルギー

コンパクトなエネルギー源 E=mc2の大きな力

連鎖反応 原子力エネルギーの基本

臨界 中性子の吸収と生成のバランス

中性子の減速 遅いほうが反応しやすい

核燃料 核エネルギーの源

核燃料ができるまで イエローケーキ

再処理 ゴミの再利用

核燃料サイクル 資源の再利用

減速材・冷却材 水が使用される

原子炉の種類 目的に応じた形に

中性子スペクトルと原子炉 原子炉の性格

軽水炉 水による減速・冷却

改良型軽水炉 より安全、経済的な炉

ガス冷却炉 こんな原子炉もある

プルサーマル 現在最も有用なリサイクル法

高速炉 中性子エネルギーが高い

燃焼度 「燃えた」量

日本の原子力発電所 世界第3位の設備

安全性の追求 安全な利用と事故の回避

原子炉の制御 中性子の数がキー

反応度のバランス いろいろな反応度がある

負の反応度フィードバック もともと備わる制御機構

多重防護 原子力安全確保の哲学

事故評価基準 レベル0からレベル7まで

スリーマイル島事故 史上最初の原発事故

チェルノブイリ事故 史上最大の原発事故

「もんじゅ」2次系ナトリウム漏れ 逸脱事象

JCO臨界事故 日本初の臨界事故

東京電力福島第一発電所事故

原子炉の緊急停止

冷却用電源の確保

炉心溶融、水蒸気爆発、水素爆発

崩壊熱 原子炉の余熱

再臨界させないために

原子炉の耐震設計 そんなことまで?!

各原発の耐震基準値、津波対策の実際

核ジャック防止策 ぬすまれないの?

原爆と原発の違い 原発は核爆発しない

安全規制 国の監視

発電所が稼働するまでのプロセス

安全審査、定期検査

モニタリング

放射性廃棄物 核のゴミ

原子炉の解体 最後まで面倒見ます

コラム 割愛した「キュリー夫人」をコラムにまとめる





読者対象:原発事故を憂う一般の方々

販売予測:ロングセラー