学生や社会人、研究者など、ノンデザイナーに役立つ実践書です。もちろん、デザイナーを目指す人にも役立ちます。案内チラシやポスター、レポートやプレゼン・会議の資料作成等のデザインの基本ルールを、プロのデザイナーが優しく伝授します。専門用語や、説明をなるべく排除した読みやすい本です。
LESSON1 デザインの手順
1-1 まずはデザインの目的とパーツを確認しよう
1-2 見せるべき順番を考えよう
1-3 考えたことを紙に表現してみよう
1-4 実際にモニタを見ながら作業してみよう
1-5 ちょっと離れて客観的に見てみよう
1-6 一日置いてから再び見てみよう
LESSON2 書体について
2-1 和文は基本の3種類を使い分ける
2-2 個性的な書体はなるべく使うのを避ける
2-3 字間、行間を調節する
2-4 長い文章は組んでみて確認してみよう
2-5 文字の大きさや太さを考えよう
2-6 書体の大きさに合わせて太さを考える
2-7 約物を使用してポイントをつくる
2-8 数字を強調して印象づける
2-9 促音や音引き、助詞をひと工夫する
2-10 変形書体を安易に使用しない
2-11 文章はかたまり(グレートーン)で見えるように
2-12 書き文字を使ってみよう
2-13 欧文は使い方に注意する
2-14 欧文書体を使って美しく文字を組む
LESSON3 色について
3-1 色のもつイメージを考える
3-2 まずは明度対比で考える
3-3 メインカラーを決めてから他の色を考える
3-4 アクセントカラーで強調する
3-5 写真やイラストから、色をもってくる
3-6 何色でも良いなら白黒赤の3色で考える
3-7 グラデーションで奥行きを出す
3-8 テクスチャを使って深みを出す
3-9 白を効果的に使う
3-10 グレートーンを使いこなす
3-11 金、銀、蛍光色を上手に使うには
3-12 タイトル文字には墨版を入れる
3-13 配色を工夫して主役を引き立てる
LESSON4 写真、イラストにいて
4-1 まずは大きく使う
4-2 写真の要素をもとにデザインを考える
4-3 裁ち落としにして元気を出す
4-4 切り抜きを使用して軽さを出す
4-5 思いきってトリミングしてみる
4-6 写真を長方形以外の形で使用してみる
4-7 図版を重ねて奥行きを出す
4-8 キャプションは写真の近くに置く
4-9 イラストを使って感覚を表わす
4-10 フリー素材はひと手間かけてから使用する
4-11 地味な写真は派手に派手な写真は地味に
4-12 軽い写真と重い写真の配置
4-13 空のものと海のものとの配置
4-14 自然な大きさの対比を崩さない
4-15 実際の大きさより小さく使う
4-16 写真のフォルムからデザインを考える
4-17 引っかかりを意図的につくる
LESSON5 全体のデザインについて
5-1 ガイドラインを引いて考える
5-2 大小をつけてメリハリをつける
5-3 視線の動きを考えながらデザインする
5-4 心理学から考えてデザインする
5-5 版面が大きく見えるようにデザインする
5-6 罫線を使いこなす
5-7 迷ったら地味な色合いを選ぶ
5-8 和のイメージで訴える
5-9 気合いを入れてつくり込みすぎない
5-10 見た目で揃える
5-11 最後は自分の感性を信じる
実際の仕事例から
COLUMN デザインの基礎知識
①デザイン用語
②色相と明度
③色はどうやってつくられるのか
④紙のサイズについて
どちらが正解? デザインQ&A
Q1 花火大会のお知らせです。適切なのはどちらでしょう?
Q2 実用書の表紙です。適切なのはどちらでしょう?
Q3 文字の使い方が適切なのはどちらでしょう?
Q4 文字の使い方が適切なのはどちらでしょう?
Q5 色の使い方が適切なのはどちらでしょう?
Q6 言いたいことが、より目立つのはどちらでしょう
Q7 色の使い方が適切なのはどちらでしょう?
Q7 自然に見えるデザインはどちらでしょう?
Q8 適切な罫線の使い方はどちらでしょう?
Q9 視線誘導的に適切なデザインはどちらでしょう?