ワイン初心者から、ワインを飲み慣れた上級者まで、幅広い層にもっとワインを楽しんでもらうための本です。ワイン選びや、料理との合わせ方など、“ソムリエが教える実践したくなるうん蓄”をメインに、わかりやすく解説。また1コママンガもまじえて、楽しく読める本です。雑学コラムも満載です!
(口絵)
家でもお店でも失敗しない! ワイン&料理の相性チャート
マリアージュ1 野菜を使ったおつまみに
マリアージュ2 さっぱりとした白身魚がメイン
マリアージュ3 濃厚な味わいの魚がメイン
マリアージュ4 潮の薫る魚介類がメイン
マリアージュ5 定番の肉を使った料理がメイン
マリアージュ6 ワイン通の好む上級な肉がメイン
ブドウの品種別でワインの味わいをチェック
STEP1 どうしたら出会える? 自分だけのとびきりワイン!
味わい 最初はシンプルに“飲みやすい白か赤”から
ラベル 上級者は、忘れずに“ラベル”を見る
価格 リーズナブルなお手頃ワインにも“お宝”がある
価格 「高価格ワイン=おいしい」はホント?
お店探し ワインショップは「親切」「近場」「やる気」で選ぶ
お店探し 自分好みのワインショップに育てる
お店探し スーパーやコンビニで探してみるのもいい
ワインノート 目と鼻と口で、ワインの思い出を書き残す
★ちょっとためになるワイン講座 大切な人にワインを贈ろう
STEP2 ワインをとびきりおいしくする9のルール
保存方法/抜栓前 温度は12~15度、湿度は70~75%に保つ
抜栓 オープナーは“自分の使いやすいもの”がいちばん
適温 「赤ワインは常温で」は間違い?
グラス グラスの“形”がワインの実力を引き出す
column ワインの特徴を引き立てる! グラス選びのルール
デカンタージュ/高価格ワイン デカンタージュするとワインが“楽しく”なる
デカンタージュ/カジュアルワイン ボトルごと振ると味わいが深まる
マリアージュ 大切なのは“噛む時間”と食べたあとの“余韻”
保存方法/抜栓後 栓をすれば、1週間は楽しめる
column 楽しく成功させたい! お家で開くワインパーティー
ワインの裏ワザ はずれワインはブレンドしたり、割ってみる
★ちょっとためになるワイン講座 ワインにも音楽のように“ポップス”や“クラシック”がある?
STEP3 ワインの魅力を引き出すマリアージュの極意
料理に合わせる 料理の“色合い”“温度”“味わい”を見る
おつまみ トッピングやソースに合わせてワインを選ぼう
魚料理 ロゼや赤がぴったり合う魚料理もある
肉料理 しっかりした白や軽めの赤との相性もバツグン!
さまざまな料理 パスタや寿司、酢豚まで、何でも対応できる
column 家でもお店でも役立つ! チーズ&ワインのおいしい法則
ワインに合わせる ワインの“色”“味わい”から合う料理を探す
白ワインに合う料理 色合いが白く、淡泊な料理の大定番
赤ワインに合う料理 煮込まれたソースと濃い色合いの料理におすすめ
ロゼワインに合う料理 中華料理や“ロゼ色の食材”と組み合わせて
スパークリングワインに合う料理 キリッとした酸味がどんな料理にも合う
★ちょっとためになるワイン講座 寒い夜におすすめの“ホットワイン”
STEP4 お店ワインもしっかり楽しみたい!
ソムリエ ソムリエはお客様をこんなふうに見ている
注文・テイスティング ソムリエが教える! 失敗しないワインマナー
column 2つのルールを守ればOK! ワインで成功する接待のヒケツ
ボトル&グラス ボトルかグラスか、飲み方で味わいが変化する
カジュアルなお店 ソムリエがいないお店では“気軽に”楽しむ
column ソムリエがいないお店ではどうする? 失敗しない! マリアージュ実践編
食前酒 食前に飲むのは、自分の好きなものでOK
食中酒 メインの料理を決めれば、もう迷わない
食後酒 アルコール高めのものを、少量で十分
★ちょっとためになるワイン講座 ワインアドバイザーやエキスパートとソムリエはどう違うの?
STEP5 今さら聞けない!? ワインのイロハ
スティルワイン 白・ロゼ・赤がワインの基本となる
スパークリングワイン “泡もの”はプチプチした飲み口が楽しい
醸造 ワインはこうして造られる!
ブドウ品種・白 “白ブドウ”の力がワインの酸味を決定づける
ブドウ品種・赤 “黒ブドウ”の個性がワインの味わいを左右する
造り手 “造り手”のこだわりがワインに個性を与える
ブドウ畑 同じ畑は2つとない“テロワール”の秘密
▼column いちばんおいしいのはいつ? ワインの“飲みごろ”を見極めよう
格付け ワインの格付けは国ごとに異なる
フランス 数々の高級ワインを生み出すワインの聖地
ボルドー 赤ワイン代表格は“ボルドーの赤”
ブルゴーニュ ひとつの品種から多彩なワインを生み出す
シャンパーニュ 泡ものの王様“シャンパン”の故郷
アルザス・ロワール・ローヌ 北は白、南は赤ワインの名産地
▼column ワイン愛好家なら一度は行きたい! 本場“フランス”でワインを満喫しよう
STEP6 どんどん広がるワインの“産地”
ドイツ 甘口だけじゃない! “白の辛口”も高評価
イタリア 全州にわたり、バラエティ豊かなワインが造られる
スペイン 「カヴァ」「シェリー」で有名に。手頃な熟成ワインも
ポルトガル 「ポート」や「マデイラ」、高品質でおいしい白・赤もある
ハンガリー・オーストリア 柑橘系の味わいの、上質な白ワインが話題に
アメリカ カリフォルニアを始め、個性的なワインが目白押し
チリ 高価格も秀逸。日本のワインブームの火付け役
アルゼンチン オーガニック栽培と、やわらかめの酒質で人気に
南アフリカ ピノ・タージュ種から造る赤ワインが特徴
オーストラリア 高品質&低価格な家飲み用ワインで親しまれる
ニュージーランド 冷涼な気候から、酸の特徴的なワインが生み出される
日本 北海道から九州まで、幅広く生産される
★ちょっとためになるワイン講座 あまり知られていない国や産地のワインを飲んでみよう
STEP7 イマドキのワイン事情Q&A
Q1 黄や緑、黒のほか、灰色ワインもあるってホント?
Q2 保存がよければ100年前のワインでも飲める?
Q3 グラスやデカンタを使う以外に、ワインを手軽においしく飲む方法は?
Q4 話題の“自然派ワイン”や“ビオ・ワイン”って?
Q5 地球温暖化とワイン造りは密接に関係している?
Q6 コルク製のキャップが減ってきているってホント?
Q7 “ワインは体にいい”ってホント?
Q8 外国には、ワイン飲み放題のマラソンがあるってホント?
Q9 ワイナリーに行ってみたい! 国内にはどのくらいあるの?
★ちょっとためになるワイン講座 個性を感じ取って楽しみたい“若飲みタイプ”と“熟成タイプ”
(巻末特別章タイトル)
ワインがもっと好きになる テイスティングのコツ
STEP1 テイスティングする“目的”を決めよう
STEP2 目でワインの“外観”を感じよう
STEP3 “香り”を花や果実に置き換えよう
STEP4 最後に“味わい”を確認しよう
▼column ポイントをおさえればスラスラと言える! テイスティングコメント上達への道
おさえておきたい ワイン用語50