書籍詳細

シニアの命と財産を守る
実家の防犯 110のコツ

梅本 正行=監修
桜井 礼子=監修

サイズ・頁数 A5判・144頁
ISBNコード 978-4-8163-7610-8
価格(税込) 1,320円
発行日 2024.08.08

内容紹介

実家の防犯 110のコツ

犯罪被害に遭わないために
近年、刑法犯罪における高齢被害者の占める割合は増えています。なかでも知能犯(詐欺など)や粗暴犯(暴行・傷害など)の増加は見過ごせません。本書では、シニアや、その子ども世代に知ってほしい、犯罪の実態や防犯のコツをまとめ、わかりやすいマンガとともに掲載しました。

恐れすぎず、過信しない!
ニュースを賑わせているように、犯罪の手口は多様化・複雑化しています。私たちに必要なのは次の3つの考え方。ひとつ目は、「自分は大丈夫」という過信や「犯罪のことなんか知りたくない」という恐れを捨てること、ふたつ目は、家族やご近所とのコミュニケーションを密にすること、三つ目は、常に情報をアップデートしていくこと。本書は、日本防犯学校の梅本先生、桜井先生監修のもと、最新情報を踏まえた最新の対策を掲載。便利なグッズなども多数紹介しています。

事故の防止も
溺水、窒息、転落など、家庭における事故は、高齢者がそのほとんどを占めます。また高齢者は、交通事故の被害者となるケースが若者に次いで高いことで知られています。本書では事故防止の章を設け、家庭や街中での事故の危険と身を守るコツについて解説しています。

切り取って使える! 防犯心得15か条&緊急連絡先リスト付き
本書の「防犯心得15か条&緊急連絡先リスト」はこちらからダウンロードできます。





目次

第1章 事件・事故に遭う高齢者が増加
第2章 強盗・窃盗被害に遭わないためのコツ
第3章 詐欺に遭わないためのコツ 
第4章 家庭での事故を防ぐコツ
第5章 外出先での事件・事故を防ぐコツ

著者情報

【監修者紹介】

梅本 正行(ウメモト マサユキ)
日本防犯学校学長。1964年からセキュリティ事業に参入し、警察署での署員特別教養講師や犯人逮捕への協力など、警察からの感謝状は400 枚を超える。現場には極力足を運び、犯罪現場の環境や犯行手口など、事件の内容を検証。その数は8,000 件を超える。現在、犯罪者心理を知り尽くしたプロの目で、防犯ジャーナリストとして活躍。予知防犯を提唱している。防犯法の設立を目指している。

桜井 礼子(サクライ レイコ)
日本防犯学校副学長。「日本初の女性防犯アナリスト」として、防犯界の第一人者・梅本正行氏に18 年間師事し、事件現場の検証と取材に携わる。女性・母親・高齢者の親を持つ立場から、自分自身でできる防犯対策をはじめ、子ども・高齢者・女性を守る防犯対策をわかりやすく解説。