公式テキストに完全対応した最新版です。第2版は本編がオールカラーで、図やグラフはもちろん写真を豊富に掲載!また、試験に出題される重要ポイントを先生と生徒の会話でやさしく解説しました。別冊は、赤シートつきの一問一答問題集のため、各章のポイントを押さえながら試験直前まで繰り返し勉強できるツールとして効果的です。
■Lesson 1 カラーコーディネーションのもつ意味
カラーコーディネーションで考慮する項目
1 色彩がもつ働き
2 カラーコーディネーションに際して考慮すべき事柄
3 カラーコーディネーター実務のプロセス
■Lesson 2 色彩の歴史的側面と現在の色彩
近現代デザインの変遷と色彩
1 19世紀後半のデザインの特徴
2 19世紀末から20世紀初頭のデザインの特徴
3 20世紀初頭の芸術運動
4 20世紀前半のデザインの流れ
5 抽象・前衛への流れ
6 アールデコ
7 デ・ステイルからモダンデザインへ
8 第2次世界大戦前後のデザイン
9 20世紀後半から21世紀初頭のデザイン
10 調和をめざす今日のデザイン
文化史に見る色彩
1 西洋における色彩文化史
日本の色彩文化史の概略
1 色彩の宗教的、装飾的意味
2 日本の特徴的な色彩美
3 日本の色彩美の例
自然界と身近な人工物の色彩
1 動植物の色彩
2 動物の色
3 植物の色
4 土と空の色
5 身近な人工物の色
演習問題
■Lesson 3 生活者の立場からの色彩
色の見えに影響を与える要因
1 さまざまな要因により変化する色の見え
2 視覚系の空間周波数特性
3 色の面積効果
4 三属性の交互作用による現象
5 色が形の知覚に与える影響
6 カッツの色の現れ方の分類
7 色彩の相互作用
色覚とカラーユニバーサルデザイン
1 視細胞と色覚
2 色覚の多様性
3 色弱や弱視の人が不便を感じる例
4 色弱の人のほうが敏感な場合
5 色弱の人が色を識別する方法
6 色弱者から見た一般色覚者の特徴
7 デザインの美的意図が色弱の人にうまく伝わらない場合
8 カラーユニバーサルデザインのチェックツール
9 チェックツール使用上の注意点
10 カラーユニバーサルデザインの具体的な進め方
11 カラーユニバーサルデザインの要否チェック
12 カラーユニバーサルデザインでの配慮すべきポイント
13 弱視の人への配慮
14 視覚の加齢による変化
照明の特性とその測定値
1 「 明るさ」の把握
2 測光量と「明るさ」との対応
3 照明計画と「明るさ」の把握
4 発光効率と器具効率
5 光源の光色を表す色温度
6 演色評価数
照明による色彩の演出
1 あかりの歴史
2 生活に使われる照明光
3 光源による色の見えの演出
4 照明光による空間演出
色彩に関する法的規制
1 JIS(日本工業規格)とは
2 色彩関連JISとその適用範囲
3 安全色と安全標識
演習問題
■Lesson 4 生産者の立場からの色彩
色材1~染料~
1 天然染料から合成染料へ
2 染料と顔料
3 染料の分類
4 天然染料の種類と特徴
5 合成染料の種類と特徴
6 染色の方法による分類
色材2~顔料~
1 顔料の種類と特徴
2 顔料の用途
3 顔料の歴史
測色の原理と応用方法
1 色の測定方法
2 色の数値化
3 物理測色の原理
4 測定の光学幾何条件
5 測色の具体例
色差の測定と表示方法
1 色差測定の目的
2 均等色度図
3 均等色空間
4 色差
5 白色度
6 黄色度
流行現象の理論と流行色
1 流行現象の理論
2 流行色
色彩の品質管理の考え方
1 色彩管理とは何か
2 色彩管理の流れ
3 検査方法
4 変退色の評価方法
演習問題
■Lesson 5 カラーコーディネーターの立場からの色彩
色彩調査の目的と方法
1 色彩調査をする目的
2 モノの色の調査
3 製品色分布の特徴
4 色彩の市場での経年的な動きと色彩提案
心を測る方法(心理測定法)
1 心理測定法の原理
2 心理測定の基本的事項
3 心理測定方法
色彩伝達情報の流れとその変換
1 色再現の目標
2 色再現システム
3 カラーマネージメント
4 sRGB信号
色彩の心理的効果
1 色の心理的効用
2 色の視覚的効果
3 色の感情的効果
4 色の好み
カラーコーディネーションと配色
1 配色を行う目的
2 配色の分類
3 日本の伝統文化に見られる配色
4 デザインの現場で使われる配色用語
5 配色と面積バランス
さまざまなカラーコーディネーションの実例
1 ファッション色彩
2 商品色彩
3 環境色彩
演習問題
■第1回・第2回 カラーコーディネーター検定試験 模擬試験問題
第1回 模擬試験問題
第2回 模擬試験問題
第1回 模擬試験問題 解答・解説
第2回 模擬試験問題 解答・解説
■別冊 一問一答問題集