書籍詳細

図解やさしくわかる うつ病の症状と治療

野村 総一郎(監修)

サイズ・頁数 B5変型判・160頁
ISBNコード 978-4-8163-5690-2
価格(税抜) 1,400円
発行日 2014.09.11

内容紹介

うつ病には、いくつかのタイプがあります。うつ病のタイプを正しく理解することは、治療の第一歩です。本書は、それぞれのタイプのうつ病について、その症状と注意点をくわしく説明し、タイプごとに効果がある治療法や治療薬をていねいに解説しました。リワークプログラムについても、解説しました。

目次

・はじめに

・うつ病と憂うつって何が違うの?



第1章 うつ病ってどんな病気?

誰にでもかかる可能性がある身近な病気

「抑うつ気分」以外にもあるうつ病の症状

「うつ病」にはさまざまなタイプがある

深い落ち込みが2週間以上続く「うつ病」

憂うつな気分が2年以上続く「気分変調症」

月経前に気分が落ち込む「月経前不快気分障害」

ときどき気分がハイになる「双極性障害」

楽しいときは気分が晴れる「非定型うつ病」

出産をきっかけに発症する「産後うつ病」

うつ病にはさまざまな呼び方がある

働き盛りのうつ病は自殺の危険性が高い

高齢者は認知症と併発することも

うつ病は再発をくり返しやすい病気

うつ病は脳にもトラブルが起きている

ストレスがたまるとうつ病になる?

薬や体の病気が引き金になることも

うつ病はほかの病気との併発も多い

Column 周りが気付いてあげたい「子どものうつ病」



第2章 自分に合った医療機関を見つけよう

受診はより適切な治療への近道

信頼できる医師選びのポイント

精神科や病院以外の相談先も知っておく

保健所でも医療機関の情報を調べられる

診断のために伝えておきたいこと

一度の診察では診断がつかないことも

重症度によって治療のプランが異なる

セカンドオピニオンも選択肢に入れる

治療の負担を減らすさまざまな制度



第3章 精神療法と薬物療法でうつ病を治す

症状が強い急性期は休養が一番

回復期には“リハビリ”を始める

考え方の偏りを直す「認知行動療法」

助けを求められるようになった

「対人関係療法」で対人関係を見直す

悩みの原因探しをしない「森田療法」

そのほかの精神療法

「抗うつ薬」で抑うつ気分を改善

抗うつ薬と上手に付き合う

双極性障害には気分安定薬が有効

うつ病に使われるそのほかの薬

有酸素運動で気分が改善することも

重症の場合にも有効な「通電療法」

通電療法を受けるとすぐに症状が改善した

・磁気や光を使った治療法もある

・症状が重い場合には入院も考える

Column 患者さんを守るための精神科の入院の制度



第4章 ストレスをためないコミュニケーションの方法を身につける

“やわらか思考”でストレスをためにくくする

よい人間関係を築くために

生活リズムを整えてストレスを減らす

アルコールに頼っても楽にはならない

自分なりのストレス解消法を見つける

「腹式呼吸」でいつでもリラックス

心と体の緊張をほぐす「自律訓練法」

再発のサインを見逃さないために

Column 死にたい気持ちは病気のせい



第5章 また元気に働くために

まずは仕事を休職して治療に専念する

社会復帰をたすけるリワークプログラム

〔プログラム例〕自分の病気についての理解を深める

〔プログラム例〕オフィスワークの感覚を取りもどす

〔プログラム例〕自己表現の方法を身につける

〔プログラム例〕軽い運動や行事を通して心身を健康に

〔プログラム例〕生活記録をつけて、自己管理をする

復職までの期間は人によって異なる

職場復帰は“慣らし運転”から始める

身近な人がうつ病になったら 患者さんのために周りができること