書籍詳細

子どもの力を引き出す板書・ノート指導のコツ

岩瀬直樹+川村卓正:著

サイズ・頁数 A5判・184頁
ISBNコード 978-4-8163-4870-9
価格(税込) 1,980円
発行日 2010.03.19

内容紹介

新人教師にとって、授業での板書、そしてノート指導をどうすればいいのかは大変悩ましいところです。かつては先輩教師から実践的に教えてもらえる機会がありましたが、最近では、教育現場の多忙化によって、そういった時間が減ってきています。そこで、本書は、先輩教師に成り代わり、現場ですぐに使えて、学習効果UPに役立つテクニックやアイデアを紹介しました。板書では、文字の大きさや色の使い方といった基本的なことから、消すタイミング、子どもたちに書かせる方法まで、様々なテクニックを、ノート指導では、ノートの選び方から、見出しの付け方、付箋の使用法までを解説しています。

目次

板書編



板書1 板書の役割と4つの原則

1.何のために板書するのか

2.板書の4つの原則



板書2 わかりやすい黒板のレイアウトと文字フォーマット

1.黒板を広く有効に使う 黒板をすっきりさせて、有効面積を広げる

2.縦書きレイアウトの基本 教科書が縦書きの教科は、板書も縦書きが基本

3.横書きレイアウトの基本 教科書が横書きの教科は、板書も横書きが基本

4.余白を活かし見やすく 適度な余白をつくって読みやすくする

5.文字をきれいに見せるコツ 苦手でも丁寧に書けば見やすくなる

6.チョークを使いこなす チョークを使いこなすには持ち方が大事

7.板書の文字の大きさ 一番後ろの子どもにも見える大きさで書く

8.改行をうまく使う 改行は、内容をわかりやすくするために用いる

9.箇条書きで整理する 箇条書きで、板書は一気に読みやすくなる

10.色使いのルールを決める 板書の3原色は、白・赤・黄色!

11.文字飾りのルールを決める アンダーラインや囲み線を効果的に使う

12.図で理解を促す 絵や図を使って、頭の中にイメージさせる

13.キャラクターを活用する キャラクターで授業への集中力を高める

14.矢印を活用する 矢印で複数の事象の関係性を理解させる

15.時系列でまとめる(タイムライン) 時間の流れを矢印に沿って見える化する

16.ネーム磁石を活用する さまざまな場面で重宝する便利な 補助ツール

17.スケッチブックを活用する 個人指導用板書や移動黒板としても使えて便利

18.コーワライティングシートや模造紙を活用する 黒板に貼り付けて利用する、残せる黒板

19.フレームワークを活用する 考え方を文字や図で目に見えるようにする

20.黒板の消し方 簡単なコツで黒板がきれいになる



板書3 板書のタイミングと子ども参加の原則

1.基本は1時間の授業で黒板1枚分 板書計画は今日の授業をイメージしてレイアウトを決める

2.板書するスピードを工夫する 授業のテンポは板書で決まる

3.板書中は黒板が見やすい位置に立つ 子ども達から板書が見える位置はどこかを考える

4.授業のまとめの板書 授業の最後の5分は板書で振り返る

5.子ども達を黒板に集中させる 子ども達の意識を引き付けるテクニック

6.板書した内容を理解させる 消すことで黒板に意識を集中させ理解させる

7.授業の目標を板書する 今日のゴールをはっきりさせる

8.子ども達の意見を要約して板書する 話し合いの要点が見えるように板書する

9.子ども達に板書させる 子ども達に黒板を開放し、考えさせる

10.子ども達に板書した内容を説明させる 一人でも多くの子どもを意見を反映させる

11.板書で子ども達にメッセージを記す 黒板で子ども達とコミュニケーションをはかる

12.黒板運用のルールをつくる 黒板をクラスみんなのものと考えルールを決める



板書4 さらに板書技術を向上させる

1.参観授業の日には目標を板書しておく 参観日は板書力アップのいいチャンス

2.板書力を磨く校内会議での板書 話し合いを活性化させる板書

3.話し合いをうまく進行する板書 よい聞き役に回りながら板書する

4.板書をデジカメやビデオに残す デジカメで板書を取り貯めれば、実践の記録になる

5.同僚や先輩たちの板書を見る いい板書を「まねる」ことが上達の近道

6.同僚や先輩たちの意見を聞く 勇気を出して、自分の板書を見てもらいましょう





ノート指導編



ノート指導1 ノートの役割と4つの基本原則

1.何のためにノートを書くのか?

2.ノート指導の原則



ノート指導2 ノートや筆記用具の選び方と使い方

1.国語ノートの選び方 低学年はマス目ノート、高学年は罫線ノート!

2.算数ノートの選び方 1年生は横長「さんすう」ノート、3年以上は方眼ノート

3.理科・社会ノートの選び方 水色の罫線のものが使いやすい

4.筆箱に入れる筆記具 筆記具は使える状態で揃えておく

5.文房具のルールを指導し授業に集中させる 学校には必要なものだけを持ってくる

6.鉛筆の持ち方 正しい握り方を覚えれば、書くスピードも上がる

7.ページを1本の線で2つに分ける 1本の線で区切ると、ノートは使いやすくなる!

8.ページを目的に応じてレイアウトする 線で区切れば、機能的なレイアウトが作れる!

9.ノートに見出しをつける 見出しを目立たせることでノートがすっきり!

10.色使いのルールを決める ノートの3原色は、黒・赤・青で!

11.書き出しの縦と横を合わせてすっきりさせる 書き出しがきれいに並べば見た目もきれい

12.記号やイラストを活用する 記号を使いこなせば、ノートが楽しくすっきり!

13.ノートに使えるいろいろな図 考えをまとめて視覚的に整理させる

14.付箋紙を活用して情報を整理する ノートに貼ったりはがしたりできる優れもの

15.ノートに資料を貼る 資料やプリントはノートで保存する

16.連絡帳のアイデアあれこれ 連絡帳で家庭とのコミュニケーション



ノート指導3 ノート指導で子どもの力を伸ばす

1.ノートに授業感想を書かせる 自分で各ノートづくりにも役立つ

2.学習の振り返りをノートにも活かす 学びの基本は振り返りにある

3.振り返りの書き方 振り返ることでノートはどんどん上達する

4.家庭学習ノートで子どもは伸びる 高学年になったら自分で学習内容を考えさせてみる

5.作文用「作家ノート」をつくる 作家と同じプロセスを踏んでから清書させる

6.書くスピードと丁寧さの関係 時と場合で使い分けることが大事

7.ノートをとるタイミング ノートに書く時間をきちんと決めておく

8.速く書けるようになるための練習 とにかく練習させることが大事

9.「すぽおつの原則」で評価し、励ます 4原則で子どものやる気がアップする

10.「す」すぐにその場で見る 「後でじっくり」より「その場で見る」が大切

11.「ぽ」ポジティブな評価 まず具体的にほめる、改善点はそれから

12.「お」お互いにノートを見合う場 友達といいところをマネし合うことで上達する

13.「つ」続けて見守る 成長には時間がかかるから継続が大切